片瀬美月(みづき)さん(26)は、元地下アイドルグループ「ぴゅーぴるモ！」のピンク担当でグラビアアイドルです。
片瀬美月さんが亡くなったと報せがあったのは2023年3月26日。
かたせみづきさんの死因、家族関係、悩みの原因を調査しました。
片瀬美月(かたせみづき)の死因「亡くなる前に実家へ最後の別れ」
片瀬美月(みづき)さん(26)は、元地下アイドルグループ「ぴゅーぴるモ！」のピンク担当で「つきみ」ちゃんという名前で活動していた、グラビアアイドルです。
片瀬美月さんが亡くなったという報せがあったのは2023年3月26日。
亡くなったのは22日のようです。
事務所の発表でも、ご家族の発表でも、死因は明確に語られてはいません。
片瀬美月さんのTwitterを見てみると、心残りがないようにされていたのか……と感じる内容のものが散見され、胸が痛みます。
3月18日にポートメッセ名古屋で大好きなBUMP OF CHICKENのコンサートを楽しんで……。
実家へ行き、お母さんの顔を見て19日には東京に戻ります。
その時の片瀬みつきさんの表情です。
なんだか悲しそう…
3月19日には片瀬美月さんは心の準備をしていたのでしょうか……。
片瀬美月さんはお友達に「来年のこの日に予定を空けておいてね」と頼まれたといい、美月さんは一人になってからそれを思い返して泣いているというツイートをしています。
リアルタイムで聞くと、「親友のおめでたい知らせに感動して泣いているんだね、よかったね」と受け止めますが、今になって読むと……。
「もう、来年にはいないかもしれない、ごめんね」の涙だったってことか……、と答え合わせができてしまうのです。
さらには、こんな意味深なつぶやきも……。
ファンの方は、不安定ながらも頑張って発信を続けるみぃつんを見守って、励ましの声をかけています。
片瀬美月はの死因はメンタル問題？「拒食症で精神的に不安定だった」
片瀬美月さんの死因は一体なんだったのでしょうか。
地下アイドルをしている女性はメンタルの不調に悩みがちです。
片瀬美月さんも、精神的に辛いことがあって追い詰められていたのでしょうか？
実際、片瀬美月さんのツイートや画像を遡ってみると、食事が取れずにどんどん痩せていった様子が見られます。
片瀬美月さんのファンでずっと見守っている方は、大阪の山ちゃんのたこ焼きを持った片瀬美月さんの写真に「これなら一皿全部食べられるんだね」とコメントしたりしています。
片瀬美月さんのお母さんも、片瀬美月さんが不安定になっていると心配のツイートをしていました。
確かに激痩せしたと感じていました😥
心身共にゆっくり静養して、また元気な素敵な笑顔を見せてほしいと願ってます。
みぃつんからはいつも元気を頂いていますから、ずうっと一生推して行きます👍
ありがとうございます。よければ誕生日祝ってあげてもらいたいです。
奈良から遠く離れた東京で頑張っている娘を見守るしかできなかった、片瀬さんのお母さんの焦燥感が伝わってきます。
1日でも早く元気なみいつんを見られるのを心より楽しみにしています。寒い季節ですのでお母様もどうかお体にお気をつけてお過ごしください。
2022年11月30日、２週間の療養を決めた時の片瀬美月さんの直筆メッセージです。
ご一読ください。
でも小さなホコリがだんだん大きくなっていくのと同じように、わたしの心と身体の中に蓄積されているものが大きくなり過ぎてしまったので、一旦リセットという意味で２週間ほどお休みをいただく運びとなりました。２週間後に元気で会えるようにみんなも体には気をつけてくださいね。
片瀬美月/つきみ
理工科への受験真っただ中。2015.11.1大宮第二公園にて。
撮影会のたびに片瀬美月さんを撮りためていたファンの方が温かい声をかけています。
この頃は片瀬美月さんが健康的な笑顔と美しさで、輝いています。
近年の片瀬美月さんも美しいですが、8年前と比べてみるとやはり表情が固く、クールでお人形のような印象を抱きます。
素直な笑顔が出せないような精神状態になってしまっていたのかもしれません。
片瀬みづきの生い立ち「教員一家で秀才の努力家」
片瀬美月さんの生い立ちについては、3月5日にyahooニュースにも取り上げられた記事が詳しいため引用させていただきます。
幼少期
奈良県で育った片瀬美月さんの母親と祖母はどちらも教師でした。
父親の顔は知らなかったと言います。
お母さんは今も現役で教師をされています。
小学校〜中学校時代
賢さは血筋なのか、美月さんも幼い頃から成績優秀で常に100点、学級委員を務めるリーダー気質がありました。
片瀬さんは芸能活動は3歳からしていましたが、中学受験で一度活動を引退。
片瀬美月さんは中高一貫のトップの進学校である女子校に入学します。
3歳から子役をしていて中学受験をきっかけに引退したのですが、どうしてもアイドルになりたくて高3になってから事務所に入り、芸能の世界に戻ったんです。そこでグラビアの仕事を紹介していただいていました
高校時代
子どもの時からずっと憧れていたアイドルの夢を絶てず、事務所に所属してグラビアの仕事をしていたのですが、その情報を同級生にリークされて、受験を控えた高三の冬になって高校中退と言う事態に追い込まれます。
「11月末に友達が学校側にグラビアに出ていることをリークして、呼び出しを受けたんです。先生方からは『我が校の名誉毀損だ』と言われました。私は『校則では禁止されていない！』と主張したのですが、話を聞いてもらえませんでした。『グラビアは悪』という固定観念があり、12月に自主退学を余儀なくされたのです」
女の嫉妬ってやつだろうな
一番効果的な時期を狙って…こわぁ
学校は転校したものの、そのショックが尾を引いて、受験に失敗。
「友達がリークしたという話がずっと頭から離れませんでした。ただでさえ動揺していたのに、すでに出願していたため、受験校を変えられず、関西に戻ってセンター試験を受験したとき、告げ口したと思われる子が話しかけてきたのです。もう取り乱して試験どころではなくて、6割程度の得点しか取れませんでした」
美月さんは一浪しますが、関西の予備校では高校時代の友人に遭ってしまう。
親の反対を押し切って、アイドル活動と両立しながら東京の予備校へ通う決心をします……想像するだけでも過酷な修羅の道です。
そして一浪の結果はまたしてもうまくいきませんでした。
「親に全落ちしたことを伝えたとき、『国立大学に入らないともう芸能活動をやらせない』と言われたんです。アイドルをやめるくらいなら、2浪してでも国立大学へ行くと決めました」
国立大学でないとダメだというのは、芸能活動でうまくいかなかったときに、名前の通っている国立大を卒業していることで、将来の選択肢が増える、という親心もあったようです。
アイドル活動を続けたいならせめて学歴はしっかりしたものでないといけない、国立大へ行きなさい、という方針で、片瀬美月さんは２浪をして、勉強の仕方から変えて見事に横浜国立大学の理工学部へ合格しました。
しっかりした家庭で育った人なのが伝わってくる！
片瀬美月の学歴はエリート「アイドル活動しながら駿台３号館で学ぶ」
片瀬美月さんは並々ならぬ努力をして難関大の席を勝ち取りましたが、それがどれくらい大変なものだったかも記事の中で語っています。
朝9時前から17時前まで勉強したらすぐに17時からスタートのライブに参加し、18時から23時ごろまである特典会に参加。0時に帰宅してから徹夜で勉強して、3時間程度だけ睡眠をとって、授業に行く生活を毎日送りました。
「当時はとても精神的に疲れていて、朝になると泣きながら予備校に通いました。家でも電車でもずっと泣いていました。授業をひたすら集中して受けたらすぐに電車に飛び乗って新宿か渋谷のライブ会場に向かい、開始5分前に到着してました」
2浪の末、E判定を覆して横浜国立大学の理工学部に合格しました。滑り止めはGMARCHに5学部出して、立教・青学・法政・学習院の4学部に合格。6戦5勝という実に堂々たる成績で受験を終えた
それだけではありません。
入学してそこで気を抜く人も多いなか、片瀬美月さんはアイドルをやりながら理工学部を留年する事なく４年間できっちり卒業したという実績を持っています。
意志の強さや、硬さを物語るエピソードです。
そしてこの記事が世に出た時の片瀬美月さんのツイートがこちらです。
このツイートからわかるのは、片瀬美月さんにとってはこの世界が「少しでも気を抜くと生き残れない」ものに見えていたということ。
常に全力疾走し、這い上がらなくてはいけない！と言う強迫観念のようなものが垣間見えます。
片瀬美月さんの横浜国立大に対し、上位学歴マウントを取りたがる人物も少なからずいたようですが、それに対し返した片瀬みづきさんの言葉が次のものです。
ここで学ぶというのがどれだけハードなことか、わかる人にはわかる、ということを片瀬美月さんは言っているんですね。
駿台予備校は全国各地に32校舎もある大手予備校の1つです。
その中でもお茶ノ水校は1号館～3号館まであり、3号館は「東大志望者専用」の校舎となっています。
https://math-travel.com/sundai-ochanomizu/
いやもう、旧帝だとか偏差値とか関係なく、自分の限界を越えるまで努力できたか否かで言ったら、片瀬美月さん以上の方はいないくらいですよね。
片瀬美月の死因は頑張りすぎ「努力の加減がわからない」と語っていた
片瀬美月さんが「全力疾走の人」だったのには理由があって、片瀬さんは自己否定癖が非常に強いタイプなのです。
片瀬美月(つきみ)母親と仲良し「溺愛する娘のアイドル活動を応援」
片瀬美月さんの母親は一人娘を溺愛していて、Twitterのアカウントを作り「みぃママ」として発信しながら、遠くで頑張る娘をずっと応援し続けていました。
美月さんのライブや、活動をリツイートしながら、ファンの方と交流して「応援してあげてください」と語りかける様子は心温まるものがあります。
それだけに、亡くなった知らせを受けたお母さんの気持ちが痛いほど感じられ、胸が詰まります……。
3月22日、おそらく片瀬美月さんの死の第一報が入った時のツイートと、亡くなったことが報道された日のツイートです。
片瀬美月さんが帰省するたびに、お母さんは前日から楽しみにして「早く会いたい」と毎回ツイートしています。
再開の瞬間も必ず映像に残して、「おかえり」と声をかけるのです。
#我が子が愛おしい
みぃママは本当に美月さんを慈しんでいて、「推し」が娘、と公言しています。
つきみの夏祭りコーデは浴衣でした！
ママンの手づくりの浴衣着たよ~
かたせみづきの死因はグループ解散のせいか「入院中にいきなり決定」
かたせみづきさんは2021年から、地下アイドルグループ「ゆるめるモ！」の研修生グループ「ぴゅーぴるモ！」に所属して、アイドル活動を頑張っていました。
ですが、その活動は2023年の1月31日をもって断たれてしまいました。
ピンク→つきみ（片瀬美月）
紫→みはし
白→わたげ
赤→ももた
もみ→水色？
更新日：2023.02.22
ぴゅーぴるモ！の今後に関するお知らせ
2023/1/31をもって休止した研修制度・ぴゅーぴるモ！に関して、直前まで活動していたメンバー５人について、全員が研修活動を終了することが決まりました。併せて、メンバーの今後についてご報告できるものをお知らせします。
みはしは他事務所に所属しアイドル活動を継続。
つきみはこれまでも所属していた「エンターマックスプロモーション」において活動。
わたげ、ももたについては、遡って1/31付で除名処分。
もみについては、ご報告できる状況になりましたらお知らせ致します。
ももたの件を発端に、他のメンバーとグループ活動継続に関する意思確認をしはじめたところ、メンバー間の意識、考え方の差が浮き彫りとなり、その差を埋めることができず、活動休止の判断をいたしました。
5人卒業後も継続して活動休止となりますが、今後も運営形態の変化などの模索は続けていく予定でございます。
メンバー２人に問題があって、グループとしての継続が無理となった……という経緯のようですが、この問題、片瀬美月さんが拒食症で倒れた後すぐに発覚しています。
つまり、片瀬美月さんが心身の疲れをようやく癒せたかどうか、というタイミングで、療養が済んですぐの活動再開時にはもう「終わるグループのメンバー」として扱われる状態だったことになります。
泣きっ面に蜂とはこのこと…
改めてお疲れ様でした。
片瀬美月さんの年齢は26歳。
アイドルとしての未来はそろそろ望めない時期に差し掛かかって、グループが解散してしまったら次の席はない状態と、絶望してもおかしくありません。
片瀬美月さんには熱心な固定ファンもついていましたが、それでも若くて可愛い子の方が需要がある世界ですから……。
片瀬美月さんがどうしてもアイドルにこだわって、その世界で輝きたいと思っていたとしたら、グループ解散という出来事は気持ちが折れてしまう痛い出来事となったでしょう。
片瀬美月の所属グループ「ぴゅーぴるモ！」解散理由は他メンバーの不祥事
ぴゅーぴるモ！（Pupil More!)『人間は少し不真面目』（2022.7.2「ゆるロックフェスティバル」）
ぴゅーぴるモ！のライブ動画を公式チャンネルから引用します。
片瀬美月さんは中央右ピンクの衣装の方です。
歌唱力があるとは言い難いグループですが、解散に至った理由はなんだったのか調べてみると、運営会社のサイトでは次のように説明されていました。
わたげ、ももたについては、本活動において、メンバー、スタッフ、関係者、およびファンの皆様との信頼を損ねる行いが発覚し本人たちも認めたため、1/31付で除名処分となっております。
ももたの件は活動中に確認できておりましたが、当初は研修生という立場などを総合的に判断し、処分の公表は控えさせていただいておりました。
しかし、わたげの件につきましては、休止発表後に発覚し、一部のファンの方に状況を知られていたことから、残念ながら公表の運びとなりました。
また、これを受けまして、ももた本人からも他メンバーに迷惑をかけないよう名指しで公表してほしいと希望があったため、両名ともに公表させていただきます。純粋に応援してくださったファンの皆様におかれましては、誠に残念なお知らせとなり申し訳ございません。
ただ、５人ともにそれぞれの進む道があり、一般人に戻る者もいるため、この先は静かに見守っていただければ幸いです。
最後に、他の場所で活動を継続するみはし、つきみについては、引き続きご支援いただけましたら幸いです。
「信頼を損ねる行為」とは……？
地下アイドルに詳しい掲示板では、「ファンと繋がったってことだろう」と推測がされていました。
ライブに来ていた「太い」ファンと交際をしていた、ということですね。
ぴゅーぴるが解散したのはそういうことか。
意識が低いメンバー入れると火消しが大変だな。
自分には落ち度はないのに、ずっと頑張ってきたのに、ずるい誰かに足を引っ張られて、夢を叶えられない……というのは、片瀬美月さんが高校3年生の時にも味わった挫折です。
「やっぱりこうなるのか」と……。
人間不信が再発したり無力感に苛まれるような出来事です。
片瀬美月の死因はストーカー説「インスタに粘着する男」
片瀬美月さんの仕事上の不運、心身の不調に加え、さらにメンタルにダメージを与えたかもしれない出来事がインスタグラムのストーカー問題です。
ちょっと異常な数のコメントが片瀬美月さんのインスタグラム投稿についていたのは2ヶ月ほど前のことでした。
片瀬美月さんの死を悼んで投稿を見にきた方たちも、その異常さに震え上がって、「お前のせいなんじゃないのか」「ストレス与えやがって」と怒りのコメントをつけていました。
片瀬美月さん自身は、「待って、わたしのインスタ荒らされてない？大丈夫そ？？笑」とネタにしていましたが……。
されて気持ちのいいものではないですし、万一身近に危険があったらと思うと、安心して暮らせないですよね。
頑張って生きていこうとしていた片瀬美月さんを追い詰める原因は一つではないようでした。
そんなに張り詰めなくても、片瀬美月さんがいるだけでいいと願っていたお母さんの気持ち、ファンの気持ちが、天国にいる美月さんに伝わってくれることを祈ります。
コメント